中学生の勉強を親が教えるのは難しい?その理由を解説

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この記事は、中学生のお子さんをお持ちの保護者の皆さん向けの内容です。

お子さんは熱心に勉強に取り組んでいますか?
なかなか勉強をしないわが子に対して、心配されている保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。

心配だからこそ、親が寄り添って勉強を教えたほうが良いのか、悩むところだと思います。

筆者には18歳と15歳の2人の子どもがいます。

この記事では自身の体験も踏まえながら、
中学生の勉強を親が教えるのはどうなのか、について考えたいと思います。

目次

親が勉強を教えるのは難しい

皆さんの中には、「お子さんの勉強は自分で教えています」という方もいらっしゃるかもしれません。

親が勉強を教えられれば塾に通わせる必要も家庭教師を頼む必要もないので、経済的には助かります。
塾の送迎等の手間や時間も省けることも利点です。

しかし、中学生に勉強を教えるのはかなりハードルが高いので、教えようとしたけど断念したという方も多いのではないでしょうか。

では、なぜ親が中学生に勉強を教えるのが難しいのでしょうか。

中学生になると勉強が格段に難しくなる

小学生の頃は親が勉強を教えていたという家庭でも、高学年になるにつれて難しくなって大変だったという方は多いと思います。
中学生になれば、尚更難しくなります。

親が一緒に考えて答えを解くというのも、親子のコミュニケーションになったり、子どもが解き方を理解できたりというよい面もあるでしょうが、非常に時間がかかってしまいます。

親が中学生だった頃と現在では内容や教え方が違う

内容が難しくなっただけではなく、時代の変化とともに昔と今ではカリキュラムや教え方が変わっていることがたくさんあります。
勉強の基本的な内容は同じでも教師と親の言うことが違うことで、子どもが混乱してしまいます。

教えてもらうだけではなく、自分で考える力を伸ばすことも大切ですが、子どもを混乱させてしまうと迷いが生じて考える意欲が消失してしまう可能性があります。

子どもが親と勉強するのを嫌がる

中学生になると、親に何かを言われたり一緒に出掛けたりすることを嫌がる年頃になります。
わかっていることを言われるのは、一番嫌がります。

親が一緒に勉強しようと誘っても、そもそも一緒にやりたがらないという子は多いと思います。

身近な人と比べてしまう

兄弟がいる家庭ではよくありがちですが、ついつい上の子と比べてしまいます。
子どもの頃に経験のある方も多いと思いますが、誰かと比較されるのは嬉しいことではありません。
やる気があっても、一気にやる気をなくしてしまいます。

また、比べられた相手が優秀であればあるほど、自分はダメだと劣等感を持ったり自己肯定感が低くなったりしてしまいます。

家族なので甘えが出てしまう

思春期を迎えると、親子の関係が微妙になり、難しくなってしまう場合があります。

そんな中、親が勉強を教える時に上からの言い方になってしまったり、子どもが素直に聞く耳や気持ちを持てなかったりすると、親子関係が険悪になってしまう原因となります。

親も仕事等でストレスを抱え、子どもも学校生活等でいろいろな悩みを抱えてという中で、お互いにイライラして親子喧嘩になってしまうこともあります。

まとめ

中には親子で一緒に勉強をして成果が上がっているという親子もいるかもしれませんが、一般的には以上の理由から親が中学生に勉強を教えることは難しいと言えます。

それでは、どのような方法がよいのでしょうか?
次回の記事は、勉強をしないわが子を放置しておくとどうなってしまうのか、考えてみたいと思います。

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