皆さんは、お子さんが勉強している時にどのようなサポートをしていますか？
中学生の子どもの勉強に対して、親がどのようにサポートをするのがよいのでしょうか。
一緒に勉強する、励ます、おやつや夜食を届ける、何もせずそっと見守る、などいろいろなサポートの仕方があると思います。
しかし、何かサポートをしたいと思っても、どうしたらよいのか迷ってすまうこともあると思います。
よかれと思ってしたことが、逆効果になってしまってという経験がある方もいると思います。
この記事では、親が子どもの勉強に上手に関与するにはどうしたらよいのか、ご紹介します。
是非参考にして、上手に関与できるようにしてください。
親の関わり方のポイント
中学生の勉強に対して親が関わるポイントは、親はサポートに徹することが大切です。
親に言われるのはやる気をなくす原因にもなりますし、言われて嫌々するのでは勉強の質も低くなり、頭に入りにくくなります。
そのため、子どもが自分から勉強に取り組もうとする気持ちを作り出すような関わり方が必要です。
具体的に解説していきます。
上からの指導はやめる
子どもは親が思うように動くわけではありません。
ゲームが終わったら勉強しよう、漫画本を1冊読んだら宿題しようなどと、子どもは子どもなりに計画を立てているかもしれません。
しかし、見ている親はいつ勉強するのか、勉強する気はないのかとやきもきして、
「勉強しなさい」とか
「いつになったら勉強するの？」
などと言いたくなります。
声を掛けるとしても上からの押し付けや叱り口調にならないように気を付けて、
「今日の予定は？」とか
「何時から勉強するの？」
などと確認をするような言い方にしましょう。
始め
干渉しすぎは逆効果になることが多いですが、だからと言って何も言わず放っておくと子どもはさぼり癖が付き、勉強をする習慣が身に付きません。
始めのうちは親が声を掛けたり、一緒に勉強したりして、適度に介入し、子どもが勉強できるように仕向けることも必要です。
様子を見ながら徐々に介入をなくし、勉強の習慣が身に付いた後はそっと見守りましょう。
子どもとの信頼関係を築く
親子の信頼関係が築けていなければ、いくら親が勉強をサポートしようと思っても上手くいきません。
思春期のお子さんにとって親の言うことはうるさく感じ、聞く耳を持てないかもしれません。
子どもとの信頼関係を築くポイントとしては、次のようなものがあります。
・むやみやたらと叱らない
・些細なことでも褒める
・何か悩んでいる様子だったら親身になって相談に乗る
悩みを抱えていても、最初は親になかなか口を開かないもしれません。
しかし子どもの気持ちを考え寄り添ってあげることで、自分のことを思ってくれていると感じれば心を開きます。
よい親子関係が築ければ、勉強も上手くいくでしょう。
オンライン学習を利用する
家庭学習の習慣をつけるためには、オンライン学習を利用するのも一つです。
塾に通うよりも費用が抑えられ、時間の都合もつけやすいです。
オンライン学習の申し込みや支払いという形で、親が子どもの勉強のサポートができます。
まとめ
親ができる中学生の勉強のサポート方法をご紹介しました。
そのお子さんや家庭環境によって、最適な方法は変わってきます。
わが子にはどの方法がよいのか、わが家ではその方法ができるのか、考えたり試してみたりしてみてください。
最終的に、子どもに勉強の習慣が付き、成績が上がり、良好な親子関係が築けることを期待しています。
