【中学生の国語】 文法の勉強法|文法を得点源にする!

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・「文法の勉強って、何をすればいいの?」

・「日本語は普段から使っているから、文法なんて勉強しなくても大丈夫。」

「文法が苦手で、勉強の仕方もわからない。」

文法の勉強で、このような悩みをお持ちではありませんか?

中学生が国語の学習で最もつまずきやすいのが文法です。

「普段から日本語を使っているから、あえて文法の勉強なんてしなくても大丈夫。」
と考えがちですが、中学校の国語で学ぶ文法は用語が難しく、かつ覚える内容も多いため、勉強をせずにいると、あっという間に苦手になってしまいます。

この記事で紹介する『文法の勉強法』を実践すると、文法を勉強する際に何に気を付けたらいいかがわかり、文法をテストで得点源にできます。

この記事では、もと中学校の国語教員の経験をもつ私が、以下の3つのポイントを解説します。

・日本語を分析することに慣れる
・文法用語は①具体例とセットにして②自分の言葉で理解する
・テストの出題形式に慣れる

10分くらいで読める記事ですが、書いてあることを実践すれば、文法が得意になるでしょう。

それではさっそくいきましょう。

目次

文法のおすすめの勉強法

文法を学習するうえで、おすすめの勉強法には3つのポイントがあります。

「日本語を分析することに慣れること」
「文法用語を自分の言葉で理解すること」
「テストの出題形式に慣れること」

です。

それぞれについて解説します。

日本語を分析することに慣れる

まず、日本語を分析することに慣れることです。

中学校の国語で学ぶ文法は、日本語を単語レベルまで細かく分解し、分解したそれぞれの要素の働きを知るものです。

日本語を細かく分析する作業に慣れることで、文法の学習がやりやすくなるからです。

たとえば、
「私はこの春から受験生だ。」
という文を考えるとします。

中学校の文法の学習では、この文を単語に分解し
(「私/は/この/春/から/受験生/だ。」)
分解したそれぞれの単語の品詞を考えます。

例文では、
「私(名詞)/は(助詞)/この(名詞)/春(名詞)/から(助詞)/受験生(名詞)/だ(助動詞)。」
となります。

私たちは普段から日本語を使っているので、あえて日本語の文法なんて勉強しなくても困らないと考えがちです。

しかし、文法を学ぶことで日本語の仕組みを知ることで、日本語の使い方を見直したり、よりよく使えるようになったり、他者に説明できるようになったりします。

文法用語は①具体例とセットにして②自分の言葉で理解する

次に、文法用語を自分の言葉で理解することです。

中学校で学ぶ文法には、多くの用語が出てきます。

かつそれらの用語は日常生活では使わないものばかりなので、その場で意味を理解したと思っても、すぐに忘れてしまいます。

たとえば、日本語の品詞を説明する次の文を見ただけでも、用語の多さと難しさが実感できると思います。

「日本語の単語には自立語と付属語があり、品詞には、動詞、形容詞、形容動詞、名詞、副詞、連体詞、接続詞、感動詞と付属語の助動詞、助詞の10品詞がある。そのうち動詞、形容詞、形容動詞は用言とも呼ばれる。・・・」

これらの用語を一つずつ覚えていくのですが、その際に有効なのが、
①具体例とセットにして
②自分の言葉で理解する
ことです。

たとえば、
動詞は『「歩く」「走る」「食べる」などの動きのある品詞』のように、
一つの用語(動詞)を、具体例(「歩く」「走る」「食べる」など)とセットにして、
自分が理解できる言葉(動きのある品詞)で理解することで、実際の日本語と文法用語とが結びつきやすくなります。

テストの出題形式に慣れる

最後に、テストの出題形式に慣れることです。

なぜなら、文法の問題は出題形式が決まっているからです。
学校の問題集やプリントを最大限に活用し、文法の問題演習に取り組みましょう。

問題演習を通して、わからない用語が出てきたら、ノートや参考書を見返して意味を確認するという作業を繰り返しましょう。

文法の学習法 まとめ

・日本語を分析することに慣れる。
・文法用語は、①具体例とセットにして、②自分の言葉で理解する。
・テストの出題形式に慣れる。

今回ご紹介した文法の勉強法を実践するだけで、国語のテストで文法を得点源にできます。

ぜひここで紹介した文法の勉強法を実践し、文法を得意になってください。

・この記事を書いた人

こころ先生
国立大学文学部卒業
中学校国語科教員、高等学校国語科教員を経験しています。
【資格】教員免許(中高国語)

趣味は「古本屋めぐり」です(^^)

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