【中学生の理科】成績アップにつながる勉強法

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理科の成績を上げたい!もっとがんばりたい!と思っていても、具体的に何をしたらいいのか分からない……という人は多いですよね。

実は成績アップにつながる勉強法は教科によって異なり、理科にも効果的な勉強のコツがあります!

コツを知らずにやみくもに勉強に手をつけても、かえって遠回りになってしまうことも……。

この記事では、元中学校教員が理科の勉強法について詳しく解説します。

ポイントを押さえて勉強すれば、きちんと力がついていきますよ!

目次

授業中のポイント

日々の授業でやるべきことは、「学習内容を理解すること」と「復習の準備をすること」の2つです。

その日の学習内容は授業中にしっかりと理解し、復習につなげることで定着します。

学習内容を理解して復習の準備をするためにはどんなことをすれば良いのか、具体的にポイントを3つ紹介していきますね。

図やグラフなどの資料をチェック

理科の学習内容を理解するためには、図やグラフなどの資料が重要です。

理科の場合、重要語句(教科書の太字)だけを暗記してもテストで点数をとることはできないからです。

その日の授業に出てきた重要語句は、必ず関連する図やグラフも一緒に覚えるようにチェックしましょう。

実験・観察は目的を意識

実験や観察は、「なぜ行うのか」という目的を意識することが大切です。

何を知るための実験や観察なのかを理解して取り組むことで、関連する重要語句や計算なども一緒に覚えることができます。

実験や観察は家でやろうとしてもできないので、積極的に参加して授業中にしっかり理解しておきましょう。

復習に役立つノート術

授業中にがんばって理解できたことも、復習をしなければ忘れてしまいます。

せっかくノートを取るのであれば、復習に役立つ方法で書きましょう。

やり方は簡単です。重要語句をオレンジ色のペンで書く。これだけです!

オレンジ色のペンで書いた部分は赤いシートを被せると見えなくなります。

これだけで自作の問題集になるので、復習するときに役立ちます。

※ちなみに、赤のペンですと、赤いシートをかぶせた時にうっすら文字が見えてしまいます。
 なのでオレンジ色がおすすめです!

重要語句をオレンジ色のペンで書いて、赤シートで隠せば暗記用問題集の出来上がり!

復習のポイント

成績アップを目指すならば、授業後の復習はとても大切です。

ここでは効果的な復習方法のポイントを教えますね。

復習には2つの種類がある

ひと口に復習といっても、実は「インプット型」「アウトプット型」の2種類の復習方法があります。

「インプット型」とはいわゆる暗記で、教科書やノートを見返し、学習内容や重要語句を覚えることです。

「アウトプット型」とは、実際に問題を解いたり、実験の過程を説明できるようにしたり、

学んだことを活用することです。

日々の復習には「インプット型」をメインに

授業のあとは、学習内容を自分なりにもう一度整理し、覚えることから始めます。いきなり問題を解くのは非効率的です!

ノートにオレンジ色で書いた部分を赤いシートで隠して暗記したり、教科書の図やグラフを確認したり、まずは学んだことをインプットすることが大切です。

テスト前は「アウトプット型」をメインに

理科のテストでは、ただ重要語句を暗記しただけでは点数が伸びません。

テストでいい成績をとるためには、覚えたことを使って、問題が解けるようにならないといけませんね。

おすすめしたいのは、学校で配られる問題集を3回以上解くことです。

問題集がない場合は、市販のものでも構いません。

1回目は時間がかかりますが、2回目、3回目と取り組むうちに、スラスラと解けるようになっていきます。

まとめ

理科の成績アップにつながる勉強法のポイントをおさらいしましょう!

・授業中は「資料のチェック」「実験・観察の目的を意識」「復習しやすいノートづくり」を

・日々の復習はインプットがメイン

・テスト前はアウトプットがメイン(問題集は3回以上解く)

勉強のやり方が身につくと、勉強が楽しくなり、成績もアップし、また勉強が楽しくなり……と、すべてがうまくまわり出します。

ぜひ今日からの勉強に取り入れてみてくださいね。

・この記事を書いた人

あや先生
群馬大学卒業。
小中学校教員として11年間の勤務経験あり。

現在は学習支援員として、中学校の理科の授業補助を行っています。

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