【中学生の理科】生物分野の重要語句まとめ

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この記事では、中学生が学習する生物分野の重要語句をまとめています。

それぞれの言葉は知っていても、意味まで理解していますか?

ぜひ1つ1つチェックしてみてくださいね。

目次

植物

まずはじめに、植物の重要語句を挙げていきます。

植物の分類

種子をつくる植物

【裸子植物】子房がなく、胚珠がむき出しになっている植物。例)マツ

【被子植物】胚珠が子房に包まれている植物。例)アサガオ

【単子葉類】被子植物のなかで、子葉が1枚の植物。例)ユリ

【双子葉類】被子植物のなかで、子葉が2枚の植物。例)アブラナ

【離弁花】双子葉類のなかで、花弁が離れている花。例)サクラ

【合弁花】双子葉類のなかで、花弁がくっついている花。例)タンポポ

種子をつくらない植物

【シダ植物】維管束がある。例)イヌワラビ

【コケ植物】維管束がない。例)ゼニゴケ

植物のつくり

【根毛】水を吸収する。

【道管】根毛から吸収された水の通り道。

【師管】葉でつくられた養分の通り道。

【維管束】道管と師管が集まったもの。

植物のはたらき

【光合成】植物が光を受けて、水と二酸化炭素から酸素とデンプンなどの栄養素をつくるはたらき。

【呼吸】酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するはたらき。

※昼間は光合成と呼吸を行い、夜は呼吸だけを行う。

【蒸散】気孔から水分が水蒸気となって出ていくはたらき。

動物

次に動物についての重要語句です。

細胞のつくりに関しては、動物と植物に共通したものがあるので、こちらに書きますね!

細胞のつくり

動物細胞と植物細胞に共通したつくり

【核】遺伝子が含まれている。

【細胞膜】細胞の外側をつつむ膜。

【細胞質】細胞膜内の核以外の部分。

植物細胞のみのつくり

【葉緑体】光合成が行われる部分。

【細胞壁】細胞膜の外側にある丈夫なつくり。

【液胞】液で満たされた部分。

消化と吸収

【消化管】口から始まり、食堂→胃→小腸→大腸を通って肛門で終わる1本の管。

【消化液】栄養分を分解するために消化管で分泌されるもの。

【消化酵素】消化液に含まれ、デンプンをブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解する。

血液のはたらき

【赤血球】ヘモグロビンという赤い色素を含み、酸素を全身に運ぶ役割をもつ。

【白血球】体内に入ってきた細菌をとらえて分解し、病気を防ぐ役割をもつ。

【血小板】出血したときに血液を凝固させるはたらきがある。

【動脈】心臓から血液が出ていく血管。

【静脈】血液が戻ってくる血管。

神経のはたらき

【運動神経】身体を動かすときに、脳や脊髄から筋肉へ信号が伝わる神経。

【感覚神経】感覚器官からの信号を脳や脊髄に伝える神経。

【中枢神経】脳と脊髄のこと。

【反応】刺激の信号が脳に伝えられ、判断・決定されること。

【反射】感覚器官からの信号が脊髄に伝わると、運動神経に直接命令が伝わること。意識とは関係なく起こる反応。

動物の分類

セキツイ動物(背骨がある動物)のなかま

【哺乳類】恒温動物で、胎生の生物。例)ヒト

【鳥類】恒温動物で、卵生の生物。例)スズメ

【ハチュウ類】変温動物で、肺呼吸の生物。例)トカゲ

【両生類】変温動物で、幼生はえら呼吸、成体は肺呼吸と皮ふ呼吸の生物。例)カエル

【魚類】変温動物で、えら呼吸の生物。例)メダカ

無セキツイ動物のなかま

【節足動物】外骨格がある生物。例)カブトムシ

【軟体動物】外骨格がない生物。例)タコ

【その他】外骨格がないその他の生物。例)ミミズ、ウニ、アメーバ

生命の連続性

細胞分裂

【細胞分裂】成長の過程で、1つの細胞が2つに分かれること。

【体細胞分裂】分裂前に染色体が複製されて2倍になることで、分裂後にもとの数になる。

【減数分裂】生殖にかかわる細胞ができるときに、染色体の数が半分になること。

生物の増え方

【無性生殖】雄と雌が関係しない増え方。

【有性生殖】雄と雌の生殖細胞が受精する増え方。

遺伝のしくみ

【分離の法則】減数分裂のときに、対になった遺伝子が別々の生殖細胞に入る。

【優性の法則】優性と劣性の両方の遺伝子が入ると、優性の形質が現れる。

まとめ

今回紹介した重要語句は、テストや入試で問題を解く際の大事な基礎になります。

1つ1つしっかり理解して、ぜひ覚えてくださいね。


・この記事を書いた人

あや先生
群馬大学卒業。
小中学校教員として11年間の勤務経験あり。

現在は学習支援員として、中学校の理科の授業補助を行っています。

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