中学生の英語|発音、スピーキングが得意になるコツ

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「ALTの先生とうまく話せるようになりたい」

「上手に発音できるようになりたい」

「英検やGTECで点数を取るためにスピーキングが上手になりたい」

このような目標を持っている中学生の皆さんは多いと思います。

英語を勉強するからには、やっぱり上手に話せるようになりたいですよね。

そして、従来の英語学習と言えば、「読むこと」「書くこと」「聴くこと」が主流でしたが、
最近は「話すこと」も重視されるようになっています。

また、東京都では公立高校入試にスピーキングテストが活用されるとのことで、
より一層スピーキングの力をつけることの重要性は高まると思います。

この記事では、元教師の私が、発音やスピーキングが得意になるコツを伝授します!

 ポイントは以下の3つです。

・中学生に求められるスピーキングのレベルとは?
・勉強のコツ①:英語特有の発音や意味の区切りを意識しよう
・勉強のコツ②:相手の質問に答えるときは時制に注意しよう
・勉強のコツ③:言いたいことを、シンプルに伝える練習をしよう

 これを読んで、入試や将来に役立つスピーキング力を身につけましょう!

目次

中学生に求めるスピーキングのレベルとは?

「英語を話すのは難しい…」と感じている人も多いと思いますが、中学生の皆さんに求める英語を話す力とは、具体的にどんなふうに話すことだと思いますか?

 外国人のように、どんな話題もスラスラと話せることでしょうか?(これは大人でもかなり難しい…。)

答えは、

①簡単な語句や文で、

②日常的な話題や社会的な話題(例:環境問題など)について、

③相手からの質問に答えたり、

④自分の気持ちや考えを伝えたりする力

です。

(参考『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』)

 もっと大雑把に言ってしまうと、

「中学校で習う単語や文法を使って、身近な話題についてやり取りできるようにしよう」

ということです。

例えば、英検、GTEC、都立高校入試で活用される「中学校英語スピーキングテスト」を見てみると、以下のような出題がされています。

例えば、英検、GTEC、都立高校入試で活用される「中学校英語スピーキングテスト」を見てみると、以下のような出題がされています。

・音読(英語特有の発音や意味の区切りに注意しながら読み上げられるか)
・質問を聞いて英語で答える問題
・イラストなどについて英語で説明する問題
・英語で自分の意見を述べる問題

「英語を話す力=スピーキングテストの点数」とは限りませんが、このようなテストで高得点を取ることができれば、かなり自信がつきそうですね。

では、どのように勉強すればよいのでしょうか?

次に、具体的な勉強のコツを3つ解説します。

勉強のコツ①:英語特有の発音や意味の区切りを意識しよう

日本語と英語の話し方は異なります。

日本語は平坦で強弱もつけないのに対し、英語はリズムやメリハリがあって強弱がついているとよく言われます。

よって、これを意識して発音やスピーキングをするのがポイントです。

オススメの勉強法は、シャドーイング(Shadowing)といい、音声を聴きながら、それを真似して発音するというものです。

 シャドーイングを繰り返し続けることで、英語の発音、リズム、抑揚、イントネーションなどが自然と身につきます。

 また、スピーキングだけでなく、リスニング対策や語彙力強化にもなります!

 教科書ガイドや英検の二次試験対策のテキストにはCDが付いていることが多いので、それを聴きながらトレーニングしてみるとよいでしょう。

 また、スマホなどで自分の声を録音するのも非常に効果的です。(自分以外は聴かないので、恥ずかしがらずに!!)

勉強のコツ②:相手の質問に答えるときは時制に注意しよう

スピーキングテストでは、「相手の質問に英語で答える」という出題が頻繁にされます。

教員時代に生徒たちと英検の二次試験対策をするなかで、圧倒的に多かったミスは時制の間違いです。

きちんと時制の文法を理解しているのに、スピーキングだと間違える人が多数なのです。

例えば、What did you do yesterday? という文が読み上げられて、

解答するときにI play tennis yesterday.となってしまうということです。

きっとtennisという内容にとらわれて、時制への注意が愚かになるのだと思います。

また、普段声に出して練習する事が少ないことも原因であると考えられるので、

適切な時制を使って、声に出して練習をするということを心掛けましょう。

勉強のコツ③:言いたいことを、シンプルに伝える練習をしよう

何かを説明する、あるいは、自分の考えを話す問題は「シンプルに伝える」というところがポイントです。

自分の考えを英語にするのが苦手な子たちは、日本語で言いたいことをそのまま英語に直訳しようとするという傾向があります。

例えば、「私は~を日課としています。」を英語でどう伝えますか?

ここで「日課って英語で何だろう?」と考えてはいけません。

シンプルに考えましょう。

日課=毎日していることなので、「I ~ everyday.」でいいのです。

このように、中学校で習った英単語や文法で言いたいことを伝える練習をしましょう。

発音・スピーキングが得意になるまとめ

・中学生に求められるスピーキングのレベルとは?

中学校で習う単語や文法を使って、身近な話題についてやり取りできること。

・勉強のコツ①:英語特有の発音や意味の区切りを意識しよう

シャドーイングをすると自然に英語特有の特徴がつかめます!

・勉強のコツ②:相手の質問に答えるときは時制に注意しよう

 時制はわかっているのにミスしがち。声に出して練習しましょう!

・勉強のコツ③:言いたいことを、シンプルに伝える練習をしよう

 日本語で言いたいことを直訳しない!習った英単語と文法で伝えよう!

 最後に、この記事を読んだだけでは発音とスピーキングは上達しません…。

 大切なのは実践です!

 例えば、今日の出来事をシンプルな英語で口にしてみるなど、今すぐにでも挑戦できそうですね。

 

 この記事を読んで、発音やスピーキングが上達することを祈っています。

・この記事を書いた人

みと先生
イギリスの大学修士課程 修了
2021年3月まで高校の英語教諭をしていました。

現在は翻訳(英語→日本語)や、英語学習、留学に関するお仕事をしています。

趣味は、映画・読書・料理・スポーツです。

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