【中学生の理科】自由研究のテーマとレポートの書き方のコツは?

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理科で自由研究の宿題が出されたけれど、そもそもどんなことをしたらいいのか、提出するレポートには何を書けばいいのか、やることがたくさんあって頭を抱えてしまいますよね。

でも、実は自由研究のレポートにはうまくいく「型」があるのです。

この記事では、中学校で理科の学習支援をしている私が、自由研究のコツをわかりやすく解説します。

紹介する手順で進めていけば、あれこれ悩まずにレポートが完成しますよ!ぜひ参考にしてくださいね。

目次

もう悩まない!自由研究テーマの決め方

自由研究のテーマは、教育系サイトで探すのがおすすめです。

テーマを一から自分で考えるのは、中学生にとってはかなり大変な作業です。レポートにおいて大切なのは研究の中身ですので、テーマはすでにある選択肢の中から興味があるものを選んでしまいましょう!

特におすすめなのが「ベネッセ教育情報サイト」です。

https://benesse.jp/jiyukenkyu/chugaku/

中学生用の自由研究テーマ一覧があり、実験方法とまとめ方のポイントが紹介されています。研究にかかる時間も1日~1週間と短期間で手軽にできるものばかりです。

「おもしろそう!」「やってみたい!」と思うものを選んでみてくださいね。

レポートの書き方は「7つの手順」で

うまくいくレポートには「型」があります。

これから紹介する7つの手順通りに書けば、どんな研究でもクオリティの高いレポートに仕上がりますよ!

1.研究テーマ

2.予想

3.準備

4.手順

5.結果

6.考察

7.感想

これは理科の授業の中で行う実験と同じで基本的な流れになっていますので、この通りに進めていけば間違いありません!

それでは1つずつポイントを説明していきますね。

1研究テーマ

自由研究のテーマを書きます。
なぜそのテーマを選んだのか、理由も簡単に書いておくとより好印象です。

2予想

実験を始める前に、自分なりの予想を書いておきます。
あくまでも予想ですので、難しく考えずに気楽に書いて大丈夫です!

3準備

実験に必要な道具や材料を箇条書きにします。

4実験手順

手順ごとに番号をつけて、箇条書きにするとわかりやすいです。

5結果

実験結果を書きます。
文章だけでなく、イラストや写真を貼りつけたり簡単な表やグラフを書いたりすると、わかりやすくなります。

6考察

実験結果からわかったことを書きます。予想と結果を比較して書くと、うまくまとまります。

7感想

自由研究に取り組んだ感想を簡単にまとめます。
驚いたことや苦労したことなど、感じたことを素直に書けば大丈夫です。

最後にこれからの生活に生かしたいことを書くと、きれいにまとまります。

つまずく箇所ナンバーワン!「結果」と「考察」の書き方を攻略

「結果」と「考察」が混同してしまう人は意外と多いのですが、コツをつかめば簡単に書くことができます。

「結果」には事実を、「考察」には考えを書く。

これだけです!

中学校の理科の授業で行う光合成の実験を例に説明しますね。

結果(シンプルに事実だけを書く)

〈例〉日光に当てた葉をヨウ素液に浸すと、青紫色になった。日光に当てなかった葉は、変化がなかった。

考察(結果をもとに考えたことを書く)

〈例〉予想した通り、葉は日光に当たることで養分がつくられると考えられる。

このように「結果」には事実を、「考察」には考えを書けば、レポートとして完ぺきです!

まとめ

最後に自由研究のコツをもう一度確認しておきましょう。

・テーマは教育系サイトを参考に決める

・レポートは7つの手順で書く

・「結果」は事実を、「考察」は考えを書く

自由研究は正しい手順で進め、型にあわせて書いていけば、必ずクオリティの高いレポートに仕上がります。

時間をかけず、悩まず、効率よく仕上げて提出しましょう!

・この記事を書いた人

あや先生
群馬大学卒業。
小中学校教員として11年間の勤務経験あり。

現在は学習支援員として、中学校の理科の授業補助を行っています。

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