「英語が苦手」
「わからない」
「ついていけない…」
そんな悩みを抱えている中学生の皆さんは少なくないと思います。
わからないまま授業を受けるって苦痛ですよね。
その気持ち、わかります。
私の場合は数学がチンプンカンプンでした。
授業中は
「先生は何を言ってるんだ?」
「何で周りのみんなは理解してるんだ?」
と自分だけ取り残されているような感覚で、授業が終わるのをひたすら待っていました(笑)
そして、自分が教師になって英語を教えているときも、英語が苦手な子たちと接しながら、どうしたら英語が好きになってくれるかな?と日々模索していました。
この記事では、苦手科目があった自分自身の体験と、教師として英語が苦手な生徒と関わってきた経験をもとに、中学生の皆さんの「英語が苦手」を克服方法について、アドバイスします。
ポイントは以下の3つです。
1.なぜ英語が苦手になるのか?
2.「わかった!」「できた!」を増やそう
3.趣味を入り口にするのもよし!
それでは早速いきましょう。
なぜ英語が苦手になるのか?
ずばり、「英語は積み重なっていく科目だから」だと思います。
例えば、be動詞があやふやな場合、その後に学習する現在進行形や過去進行形もあやふやになります。
三単現のsができないとその後の現在完了形のhaveとhasの使い分けもできません。
そして、学年が上がるごとに覚えるべき単語の数も増えていきます。
このように、「わからない」の上に、さらに「わからない」が積み重なっていくことが、英語が苦手あるいは嫌いになってしまう大きな原因だと思われます。
「わかった!」「できた!」を増やそう
では、「わからないから苦手、嫌い」をなくすにはどうしたらいいのか。
答えは、その逆。
「わかった!」「できた!」を増やしていていくことが大事でしょう。
私自身も、私が教えた生徒たちもそうでしたが、きっと皆さんも「好きな科目=点数がとれる科目」ではないですか?
もちろん、
「戦国時代が大好きだ」とか
「科学は知的好奇心をくすぐられる」など、学習内容そのものが好きだという意見は、大変立派ですし、中学生のうちからそう感じられることが羨ましく思います。(私はそう思えませんでした…。)
でも、多くの人にとっては「わかる科目は好き」「わからない科目は嫌い」だと思います。
ですので、放課後、家庭学習、あるいは塾などを利用するなどして、わからなくなった部分と必死に向き合ってみてください。
私は数学が苦手でしたが、当時の塾の先生に「どんな一日を過ごしても数学を最低1ページはやること」と言われていました。
それからというもの、部活の大会でへとへとになって帰ってきた日も、お正月に紅白を見ながら満腹食べて幸せだった日も(笑)、とにかく数学を勉強してから寝るようにしたら、だんだんと「わかった!」「できた!」が増えてきて、数学が好きになってきました。
できないことができるようになるのって、勉強じゃなくても楽しいですよね。
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趣味を入り口にするのもよし!
ここまで「とにかく勉強してみよう」ということを書いてきましたが、「それが嫌なんだ…」という人に朗報です。
英語は趣味が入り口にもなります!
例えば、洋画や洋楽に触れたり、好きなスポーツの実況を英語で聞いたりするのでもいいです。
私は、ディズニー映画やディズニーソングで文法や表現に触れたりもしました。(ディズニーだと日本語版で見聞きしているのでわかりやすいし面白い!)
とにかく大事なのは、苦手だから逃げるのではなく、英語への抵抗感を減らすことです。
英語学習は、大人になってもずっと役に立つので、ぜひ頑張ってほしいと思います!
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まとめ
・英語が苦手になる理由は、「わからない」が積み重なってしまうから
・つまずいたところから向き合って、「わかった!」「できた!」を増やそう
・趣味を入り口にするのもよし! とにかく英語への抵抗感を減らそう
最後に、この記事を検索して読んだということで、皆さんは苦手克服の一歩を踏み出していますので、読んだ内容を今日から早速実践しましょう!
「どんな一日でも英語を1ページやってから寝る!」あるいはディズニーソングでもいいです!
今回ご紹介した内容が、皆さんの英語学習にとって役立つことを祈っています。