【中学生の英語】 成績アップにつながる勉強法

【PR】

「単語が覚えられない」

「文法がわからない」

「長文読解ができない」

英語学習について、このような不安を抱えている中学生の皆さんは多いのではないでしょうか?

私が教師をしていた頃は、英語が苦手な生徒が、「日本人だから、英語はできなくていいや!」なんて話していたり…。

もちろん、「高校受験のためだけに」勉強するなら、英語が苦手な人は他の教科でカバーすればいいのかもしれません。

しかし、英語は教科である前に、「人とコミュニケーションをとるための便利アイテム」です。

今の学習が、将来、あるいはふとした機会にきっと役に立ちます。

元英語教師の私が、英語の成績アップのコツを伝授します。

この記事では、以下の3つのポイントを解説します。

1.単語学習は1日10分でOK!

2.文法学習は手元のワークをあなどるな!

3.長文読解にはコツがある!

 これを読んで、効率的な英語の成績アップを目指しましょう!

目次

単語は1日10分でOK!

単語学習のポイントは「ちょっとずつ毎日」です。

なぜなら、単語学習は暗記なので、覚えられる量を、忘れないうちにインプットし続けるのが大事だからです。

 

例えば、「1日10分で5単語を覚える→次の日に、前日に覚えた5単語を簡単に復習してから、新しい5単語を覚える」とすると、単調な暗記も効率良くできそうですね。

 よくある失敗例は、ある日、急にやる気が出て1時間かけて30個も覚えたけど、次の日は「昨日頑張ったから今日は単語はやらない」というパターン…。

果たして、そのまた次の日には何単語が記憶に残っているのでしょうか…?

 また、「発音しながら書いて覚える」という方法がオススメなので実践してみてください。

文法学習は手元のワークをあなどるな!

文法学習は「手元のワークを何度も解くこと」が一番です。

理由は2つです。

1つ目は、その文法の問題を繰り返して解くことで、文法のパターンを掴めるからです。

2つ目は、同程度のレベルを扱うワークであれば、出題される文法問題のパターンはほとんど共通なので、わざわざ新しいものを購入する必要がないからです。

不安がゆえに、どんどん新しいワークを購入している人も多いと思いますが、手元にあるワークの文法問題をどれだけ理解できていますか?

新しく購入するタイミングは、手元のものを完璧にして、レベルアップするときがいいでしょう。そして、中途半端に理解したワークの冊数が増えていくより、「完璧に理解している1冊」が増えていくほうが効果的ですし、確実な自信にもつながります。

長文読解にはコツがある!

各問ごとに全く異なる文章を扱う長文問題にも、お決まりの出題傾向があります。

ここでは、特に重要な解き方のコツを2つ、簡単にご紹介します。

その1.問題文を見てから、本文を読む

試験時間内で解答するためには、要点を絞って読むことが大切です。
そして、長文読解での要点とは、「出題されている部分」です。

問題文で何を聞かれているかを確認してから、長文を読み始めると、解答に集中できます。

オススメの読む順番は、

①問1の問題文→第1段落

②問2の問題文→問1の答えになった箇所の次から読む

③問3の問題文→問2の答えになった箇所の次から読む

…という流れです。

長文読解の多くは、第1段落から順番に出題されているので、これを実践すると流れを把握しながら、解き進めることもできます。

その2.文は先頭から訳して読み進めよう

ご存じの通り、日本語と英語は語順が異なります。

例えば、I play tennis with my friends every day.の訳は「私は毎日友達とテニスをします。」ですが、
「訳しなさい」という出題でなければ、

文の先頭から
「I=私は」
「play=する」
「tennis=テニス」
「with my friends=友達と」
「every day=毎日」

と頭の中で理解できれば、きちんと日本語の語順で置き換えなくても文の意味はわかるでしょう。

日本語と同様にきちんと読もうとして、目線が文の前後に行き来すると混乱してしまいますし、時間もとられてしまうので、先頭から訳して読み進める習慣をつけるのがオススメです。

中学英語 成績アップのコツまとめ

・単語は1日10分でOK!「ちょっとずつ毎日」を心掛けること

・文法は手元のワークを繰り返し解いて、パターンを掴むこと

・長文読解は、問題文を読んでから本文を読み、それぞれの文は先頭から訳して読み進める

最後に、当たり前ですが、記事を読んだらそのままにせずに実践することが重要です。
特に、1日10分の単語学習はすぐに実践できそうですね。

今回ご紹介した英語の学習方法が、皆さんの効率的な英語の成績アップにつながることを祈っています。

・この記事を書いた人

みと先生
イギリスの大学修士課程 修了
2021年3月まで高校の英語教諭をしていました。

現在は翻訳(英語→日本語)や、英語学習、留学に関するお仕事をしています。

趣味は、映画・読書・料理・スポーツです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次