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中学生が英語を勉強する理由と必要性とは

「英語を勉強すると、どんないいことがあるの?」

「日本人なのに、なぜ英語を勉強する必要があるの?」

「アプリに通訳してもらえばいいのでは?」

 英語が得意な人も苦手な人も、こんな素朴な疑問を持っているのではないでしょうか?

 住んでいる環境などで差はあると思いますが、多くの中学生は、授業以外で英語を使う機会があまりないでしょうから、英語学習の大切さはピンと来ないのが普通だと思います。

 私自身、中学生の頃は英語が一番好きな科目ではあったものの、「英語を使ってこんな仕事がしてみたい!」だとか、「海外に行きたい!」などは全く考えていませんでした。

 ですが、大人になった現在は「英語を頑張ってよかった!」と感じることがたくさんあり、中学時代の自分に感謝したいと思うほどです。

 この記事では、海外留学、英語教師、翻訳の仕事の経験を持つ私が、「中学生が英語を勉強する理由と必要性」についてお伝えします。

 主なポイントは、以下の3つです。

 

・英語を勉強すべき理由①:英語は「世界共通語=便利アイテム」 

・英語を勉強すべき理由②:学校で習う英語で、結構話せる

・英語を勉強すべき理由③:英語は新しい扉を開けるカギ

英語が得意な人も苦手な人も、この記事を読んで少しでも英語学習のモチベーションを上げてもらえたら嬉しいです。

それでは早速いきましょう。

英語を勉強すべき理由①:英語は「世界共通語=便利アイテム」

学校にいると、英語の点数ばかりに一喜一憂してしまいがちですが、英語は科目であるまえに「世界共通語=便利アイテム」なのです。

私は、中国、韓国、ベトナム、タイ、イタリア、フランスなどの非英語圏の人たちと全て英語で話をしています。

もちろん、各国の言葉で話せればそれに越したことはないのですが、語学は短期間で身につくものではないので、英語が重宝しています。

もしかしたら、皆さんのなかには「外国人とは関わらなくていいし、海外旅行はアプリ使えばいいよ」と思う人もいるかもしれません。

確かに、将来どのくらいの頻度で外国人と関わるのかはわからないですし、アプリは今後さらに性能が良くなるでしょう。

ですが、特に英語が必要な場面は不意に訪れますし、海外旅行をしたくなったときにイチから英語の勉強をし直すのは、あまり効率的ではありません。

それに、いちいちスマホで変換して、画面を読み上げたり見せたりするのも面倒です。

皆さんは、せっかく英語を勉強しているところです。

英語が苦手だろうが嫌いだろうが、授業中は教室にいて教科書やワークを開き、テストなども受けて頑張っています。

将来の自分のために、この便利アイテムをぜひ今のうちから獲得してほしいと思います。

英語を勉強すべき理由②:学校で習う英語で、結構話せる

私は、様々な国の人々と英語で話してきましたが、中学レベルあるいは高校レベルの英語が定着されていれば、外国人と会話できるという実感があります。

大人になってから、仕事や趣味で英会話学校に通う人も多いのですが、聞くところによると、内容は中学・高校レベルであったり、その応用だったりする印象です。

また、専門用語や特有の表現を使うときは応用的な知識が必要ですが、その勉強をするときも、学生時代に覚えたことが土台になっているので、中学生の皆さんには今の学習を大切にしてほしいと思います。

英語を勉強すべき理由③:英語は新しい扉を開けるカギ

これからを生きる中学生の皆さんの前には、いろんな可能性の扉があります。

高校や大学への扉、仕事への扉、友人や結婚相手につながる扉など、上げたらキリがありません。

私自身、これまでの人生でいろんな扉の前に立ちましたが、開けたい扉のカギが英語だったことが多くあります。

人見知りな性格でしたが、英語が得意だったことがきっかけで海外一人旅に出たら、海外の大学に入りたいと思うようになったり…。

海外の大学に入ったら、学んだことを子供たちに伝えたくなって、教員になることができたり…。

 

 教員になったら、もっと多くのひとたちに教育の力を広めたくなって、ライター兼翻訳者に転身したり…。

 どれもこれも、ひたすら受験のために英語を勉強していた中学時代には想像していなかった未来ですが、その英語学習の成果がカギとなってこれらの扉を開けられたのだと、強く感じています。

最後に、Appleの創業者 Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)の名言をご紹介します。

  “you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.”

(将来を見据えて点と点を結び付けることはできない。できるのは、後からそれらをつなぎ合わせることだけである。)

今やっていること(点)が将来役に立つのかはわからないが、あとから振り返ると、やってきたこと(点)とやってきたこと(点)がつながるということです。

 皆さんの英語学習という「点」が、将来どんな「点」と結び付くかは、皆さん次第です。

 自分の可能性を信じて、今は頑張って学習に励んでほしいと思います!

まとめ

・英語を勉強すべき理由①:英語は「世界共通語=便利アイテム」

  非英語圏の人たちとも英語で話すことができる

 ・英語を勉強すべき理由②:学校で習う英語で、結構話せる

   今の学習を大切にしよう

・英語を勉強すべき理由③:英語は新しい扉を開けるカギ

  英語で開ける可能性がたくさんある!


この記事を読んでいただいたことで、少しでも英語学習のモチベーションが上がれば幸いです。

思い立ったが吉日。今日から教科書や問題集を開いて、1ページだけでも勉強しましょう。

将来、今日の勉強という「点」が、ほかの「点」につながりますように…。


・この記事を書いた人

みと先生
イギリスの大学修士課程 修了
2021年3月まで高校の英語教諭をしていました。

現在は翻訳(英語→日本語)や、英語学習、留学に関するお仕事をしています。

趣味は、映画・読書・料理・スポーツです。


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