「定期テストの前はどんな勉強をすればいいの?」
「授業でやっている内容なのに、なぜか点数が取れない…」
そんな悩みを抱えている中学生の皆さんは、少なくないでしょう。
定期テストは評定の大部分を占めますし、最終的には受験に影響するので、なんとか高得点を取りたいところですよね。
この記事では、元英語教師の私が、オススメの定期テスト対策法を伝授します!
ポイントは以下の4つです。
・定期テスト対策の大原則とは?
・定期テスト対策① 教科書本文の暗記
・定期テスト対策② 単語と熟語の暗記
・定期テスト対策③ ワークを何度もノートに解く
この記事の内容を実践すれば、100点も狙えます!
それでは早速いきましょう。
定期テスト対策の大原則とは?
ずばり、「授業内容の徹底的な復習」です。
この「徹底的な」というところがポイントです。
私が教えていた生徒で定期テストの点数が良くない子は「何となく」復習していた印象です。
例えば、教科書やノートを眺めただけで本文の内容を理解したつもりになっていたり…。
あるいは、ワークは一度解いて丸付けしたら終わりになっていたり…。
「何となく」ではなく「徹底的な」復習をするには何をすればいいのか?
以下に3つのポイントを挙げました。
定期テスト前の勉強法① 教科書本文の暗記
教科書本文の丸暗記をしておくと、あらゆる問題形式に対応できます。
たとえば、本文の( )に穴埋めをする問題は、
「前後から読み取って…」など考えずに、暗記した文から抜けている単語を埋めるだけです。
あるいは、本文の一部が並べ替え問題になっていたら、
「えーっと、あの文法で使われている単語が入っているということは…」
などと考えずに、暗記した文をそのまま解答用紙に書けばいいのです。
さらに、教科書本文を暗記すると入試や英検の英作文にも生かせます。
オリジナルで考えた文ではなく教科書に載っている文を書けば、間違いないですよね。
ちなみに、暗記する方法は「音読」がベストだと思います。
「書く」のもいいのですが、長文を書くとなると時間がかかるので、教科書暗記の場合は音読がオススメです。
しっかり覚えるまで、何度も何度も音読しましょう。
定期テスト前の勉強法② 単語と熟語の暗記
定期テストで出題される単語や熟語は発音、意味、スペルを覚えるのが大切です。
模試とは違い、定期テストは範囲が狭いので、楽に覚えることができると思います。
ただし、暗記の方法は注意が必要です。
よく単語カードをつくって覚える人を見ますが、私の場合はそれだけでは不十分でした。
なぜなら、単語カードのみで覚えようとすると、「スペルを書く」練習をしなくなってしまうからです。
単語の何となくの形と日本語の意味を覚えることはできても、いざテストで書くとなるとスペルが出てこないのです。
「ここは aだっけ? eだっけ?」というふうに…。
ですので、単語や熟語に関しては、「発音しながら書いて覚える」のがオススメです。
単語学習は毎日10分でもいいので、毎日継続して「発音しながら書いて」頭に入れましょう。
定期テスト前の勉強法③ ワークを何度もノートに解く
特に定期テスト対策では、学校のワークをないがしろにするのはタブーです!
なぜなら、定期テストの問題は学校のワークからそのまま出題されることも多いからです。
私の生徒で点数をとれない子たちは、「最初からワークに直接書き込んで、一回解いたら分かったつもり」という傾向がありました。
たしかに、もう書き込んであるワークは終わった気になってしまいますよね。
でも私に言わせれば、一回解いて頭に入ったら天才です!(笑)
何度も何度も分かるまで解くことで、真に理解することができ、さらに定着するのです。
ワークに直接書き込まず、ノートに問題を解くことで、繰り返し問題演習をすることができますよ。
(※問題文は書き写さない!時間の無駄!)
「理解」ではなく「定着」をゴールにして学習しましょう。
まとめ
・定期テスト対策の大原則は「授業内容の徹底的な復習」
・定期テスト対策① 教科書本文を音読しながら覚えよう!
・定期テスト対策② 単語と熟語の発音、意味、スペルを書いて覚えよう!
・定期テスト対策③ ワークからの出題多数!ワークを何度もノートに解こう!
当たり前ですが、記事を読んだ後は早速実践することが重要です。
教科書音読や10分間の単語学習なら、すぐにできそうですね。
一つ一つ実践して、高得点を勝ち取りましょう!