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【中学生の英語】重要な文法まとめ一覧 その1|これだけは覚えたい英文法

「文法が覚えられない」
「どんどん文法がわからなくなる」
「よく使う重要な文法を知りたい」

 特に英語が苦手な方は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか?

 皆さんもお気づきのように、英語学習は中1から中3にかけて「積み重なる」教科なので、中1で習う文法をわからないままにすると、中2、中3で習う文法もわからなくなってしまいます…。

 基本がわからないままだと、「もうどこから手をつければいいんだか…」と諦めたくもなりますよね。

 そこで今回は、英語が苦手な中学生の皆さんに向けて、元英語教師の私が、
「これだけは覚えたい重要な文法」を2記事にわたって解説します!

 この記事で扱う内容は、中学レベルの中でも特に「土台」となる部分ですが、これをしっかりと定着させれば、基本的な英語のパターンを掴むことができます。

 パターンを掴むことができれば、例外や応用が出てきても「土台」の上に「積み重ねていく」ということがスムーズにできるようになるので、「何が何だかわからない」という状況はなくなるはずです。

 頑張りましょう!

 本記事で扱うのは以下の5項目です。

 1.be動詞と一般動詞
  1-1.be動詞
  1-2.一般動詞

 2.3人称単数現在形のs

  3.時制
  3-1.進行形
  3-2.過去形
    3-3.未来の文
   3-4.現在完了形

4.疑問詞(What、When、Where、Who、Why、Which、Whose、How)

5.助動詞(can、must、should、may)

 それでは早速行きましょう!

be動詞と一般動詞

be動詞

be動詞はam、are、isの3つが基本です。
 (amとisの過去形としてwas、areの過去形としてwereもあります)

・ 主語によって使い分けます

・ 訳し方は「~です」「あります」「います」

主語be動詞
Iam
You ,複数are
3人称単数is
※   3人称単数とは、IとYou以外の単数(1人・1つ)を指します
例えば、he、she、it、人の名前やものなどです.

(例)
I am a student.「私は学生です。」
You are tall.「あなたは背が高いです。」
Tom is my brother.「トムは私の弟です。」


・be動詞の疑問文は、be動詞を主語の前に持ってきます👇

(例)
Am I right?「私は正しいですか。」
Are you from China?「あなたは中国出身ですか。」
Is it your bag?「それはあなたのかばんですか。」


・be動詞の否定文は、be動詞の後ろにnotを置きます👇

(例)
 I am not a teacher. 「私は教師ではありません。」
 They are not from Canada.「彼らはカナダ出身ではありません。」
 He is not here. 「彼はここにいません。」

一般動詞

一般動詞はbe動詞以外の動詞すべてをいいます。
(例えば「walk(歩く)」、「eat(食べる)」、「watch(見る)」、「know(知る)」など)

(例)
I study Chinese.「私は中国語を勉強します。」


・疑問文のときは、Doを主語の前に置きます👇

(例)
Do you study Chinese?「あなたは中国語を勉強しますか。」


・否定文のときは、don’t (= do not)を動詞の前に置きます👇

(例)
 I don’t study Chinese.「私は中国語を勉強しません。」

3人称単数現在形のs

・3人称単数とは、IとYou以外で単数(1人・ひとつ)のことをいいます

(例えばhe、 she、it、人の名前、ものなど)

・主語が3人称単数で一般動詞が現在形のものを3人称単数現在形(=3単現)といい、動詞の語尾にsをつけます👇

(例)
He eats natto every morning.「彼は毎朝納豆を食べます。」


・疑問文のときは、Doesを主語の前に置きます
・このとき動詞は原形になります👇

(例)
Does he eat natto every morning?「彼は毎朝納豆を食べますか。」

時制

進行形

・現在進行形は「(今まさに)~しています」、過去進行形は「(その時まさに)~していました」という表現です

 ・進行形は【be動詞+動詞ing】で表します

・be動詞が現在形か(am、is、are)、過去形か(was、were)によって現在進行形と過去進行形を使い分けます👇

(例)
 I am reading a book now.「私は今、本を読んでいます。」
  She was playing tennis then.「彼女はその時、テニスをしていました。」


・疑問文のときは、be動詞を主語の前に持ってきます👇

(例)
 Are you reading a book now?「あなたは今、本を読んでいますか。」
 Was she playing tennis then?「彼女はその時、テニスをしていましたか。」


・否定文のときは、be動詞の後ろにnotを置きます👇

(例)
  I am not reading a book now.「私は今、本を読んでいません。」
  She was not playing tennis then.「彼女はその時、テニスをしていませんでした。」

過去形

・過去形は「~しました」という表現です

・動詞の語尾にedをつけて表します

・ただし、edをつけるのではなく「不規則変化」をする動詞もあります(see→sawなど)

(例)
 I played soccer yesterday.「私は昨日サッカーをしました。」


・疑問文のときは、didを主語の前に置きます
・このとき動詞は原形になります👇

(例)
 Did you play soccer yesterday?「あなたは昨日サッカーをしましたか。」

 
・否定文のときは、didn’tを動詞の前に置きます
・このとき動詞は原形になります👇

(例)
  I didn’t play soccer yesterday.「私は昨日サッカーをしませんでした。」

未来の文

 ・未来の文は「~するつもりです」や「~します」という表現です
・【be going to+動詞】や【will+動詞】で表します👇

 (例)
I am going to see Tom tomorrow. 「私は明日トムに会うつもりです。」
 I will play tennis next Sunday.「私は来週の日曜日にテニスをします。」


・疑問文で【be going to+動詞】を使うときは、be動詞を主語の前に持ってきます
・疑問文で【will+動詞】を使うときは、willを主語の前に持ってきます👇

(例)
 Are you going to see Tom tomorrow?「あなたは明日トムに会うつもりですか。」
 Will you play tennis next Sunday?「あなたは来週の日曜日にテニスをしますか。」

 
・否定文で【be going to+動詞】を使うときは、be動詞の後ろにnotを置きます
・否定文で【will+動詞】を使うときは、willの後ろにnotを置きます👇

(例)
 ・否定文で【be going to+動詞】を使うときは、be動詞の後ろにnotを置きます
 ・否定文で【will+動詞】を使うときは、willの後ろにnotを置きます

現在完了形

・現在完了形では、以下のような表現ができます
①「(ずっと)~しています」(継続)
②「~したことがあります」(経験)
③「ちょうど~したところです」「もう~しました」(完了)


 ・【have+過去分詞】で表します
(主語が3人称単数なら【has+過去分詞】になります)


・過去分詞は、基本的に動詞の語尾にedがつく形です(play→playedなど)
・過去分詞の中には「不規則変化」をするものもあります(see→seenなど)

(例)
 I have lived in Tokyo for three years.「私は3年間東京に住んでいます。」
 She has visited Okinawa five times.「彼女は沖縄を5回訪れたことがあります。」
 They have just arrived here.「彼らはちょうどここに着いたところです。」
 He has already finished his homework.「彼はもう宿題を終えました。」


・疑問文のときは、have(has)を主語の前に持ってきます👇

(例)
 Have you lived in Tokyo for three years?「あなたは3年間東京に住んでいますか。」

 
・否定文のときは、have(has)の後ろにnotを置きます👇

(例)
 I have not played soccer for a week.「私は1週間サッカーをしていません。」

疑問詞

・疑問詞は文頭に置きます
・疑問詞から始まる疑問文は、例えば「~は何ですか。」なので、Yes/Noで答えることはできません

疑問詞意味
What
Whenいつ
Whereどこ
Who
Whyなぜ
Whichどちら
Whose誰の
Howどのように

(例)
 What is your name?「あなたの名前は何ですか。」

 When is your birthday?「あなたの誕生日はいつですか。」

 Where do you live?「あなたはどこに住んでいますか。」

 Who is your teacher?「あなたの先生は誰ですか。」

 Why do you know the Tom?「あなたはなぜトムを知っているのですか。」

 Which is your bag?「あなたのかばんはどちらですか。」

 Whose textbook is this?「この教科書は誰のですか。」

 How do you come to school?「あなたはどのようにして学校に来るのですか。」

助動詞

 ・助動詞は、動詞に意味を付け加えることができます
 ・助動詞の後ろの動詞は必ず原形です

助動詞意味
can~することができる
must~しなければならない
should~すべきだ
may~かもしれない
~してもよい

(例)
 She can speak French.「彼女はフランス語を話すことができます。」
 You must be quiet.「あなたは静かにしなければなりません」
 He should sleep.「彼は寝るべきです。」
 Tom may come here.「トムはここに来るかもしれません。」

 

・疑問文のときは、助動詞を主語の前に持ってきます👇

(例)
  May I borrow your umbrella?「あなたの傘を借りてもよいですか。」


・否定文のときは、助動詞の後ろにnotを置きます👇

(例)
  She cannot speak French.「彼女はフランス語を話すことができません。」

まとめ

本記事(「これだけは覚えたい重要な文法まとめ その1」)で扱った文法は、

① be動詞と一般動詞
② 3人称単数現在形のs
③ 時制(進行形、過去形、未来の文、現在完了形)
④ 疑問詞(What、When、Where、Who、Why、Which、Whose、How)
⑤ 助動詞(can、must、should、may)

の5項目でした。

繰り返しになりますが、ここで扱った内容は中学レベルの中でも特に「土台」となる部分です。
1つずつでいいので、まずはこの内容を確実に定着させましょう。

次回の「これだけは覚えたい重要な文法まとめ その2」では、以下の5つを扱います。

 ・接続詞(because、if、when)
 ・不定詞
 ・動名詞
 ・比較
 ・受け身 

皆さんの英語力アップを期待しています!

・この記事を書いた人

みと先生
イギリスの大学修士課程 修了
2021年3月まで高校の英語教諭をしていました。

現在は翻訳(英語→日本語)や、英語学習、留学に関するお仕事をしています。

趣味は、映画・読書・料理・スポーツです。

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