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【中学生の社会】地理のレポートの書き方

夏休みなどの長期休みに、「地理のレポートを書きなさい」という課題が出ることがあります。

レポートと言われても、今まであまり書いたこともないし、何について書けばいいのか、どう書けばいいのかよくわからない、と思う人は多いでしょう。

今回は、地理のレポートの課題がでたときに、どのように進めればいいのかを説明していきます。

まずはテーマを決めよう

まずは、「何について書くか」というところから始めましょう。

もちろん、地理のレポートなので地理に関わることなら何でもいいのですが、

学校で今習っていることからテーマを膨らませてみる、というのはどうでしょうか。

今ヨーロッパについて学習しているとすれば、
例えば「フランスで盛んな農業と気候条件の関係」について調べたり、
「なぜEUが作られたのか」について詳しく調べたり。

「なぜ~なのか」「どんな関係があるのか」など、なるべく詳しいテーマを設定しておくと、レポートをまとめるときに論点が絞りやすくなります。

テーマについて情報を集めよう

テーマが決まったら、そのテーマについて資料を集めなければなりません。

地理の資料というのは、基本的にすぐに情報が古くなってしまいます。

教科書、資料集、地図帳、図書館にある本、インターネットなどが使えると思うのですが、「それがいつのデータなのか」は確認するようにしてください。

十年以上も前のデータだと、今の状況とはまったく異なっているかもしれませんよね。

できれば2,3年以内の新しい情報を入手できるといいでしょう。

地理の調べ学習におすすめのサイト

さて、地理で調べ学習をするにあたって、おすすめのサイトを紹介しておきます。

インターネット上のデータに限らず書籍の場合でも同じですが、レポートで使用する際には、必ず何を使ったのかを記録しておきましょう。

レポートの最後に参考文献として記す必要があります。

① 帝国書院

帝国書院サイト

上記「統計・ニュース」の項目から、世界・日本のさまざまなデータ、統計を見ることが出来ます。

比較的新しい年のデータに更新されているので、地図帳などを使って調べるよりも新しい情報が手に入る可能性が高いです。

②キッズ外務省

キッズ外務省

外務省が作成している、小・中学生向けのサイトです。

こちらは世界のことに特化しています。

「世界いろいろ雑学ランキング」は、国同士を比較するのにとても分かりやすいです。

レポートの書き方

ある程度資料が集まったら、いよいよまとめに入ります。

基本的なレポートの書き方は以下の通りです。

内容によってはこの通りだとまとめづらいこともあると思いますので、その場合には自分なりに変えてもOKです。

①タイトル(題名)

何について調べたのか、ひとことで分かりやすいタイトルをつけましょう。

②はじめに(序論)

このレポートで何について調べるのか、それを調べようと思ったきっかけ・理由について書きます。

③本論

実際に調べたことを書きましょう。

文章だけでなく、グラフや表を付け加えてもいいですね。

自分の感想や考えは④で述べるため、まだここには書かないようにしましょう。

④まとめ(結論)

③で調べたことを受けて、分かったこと、自分の考えについて述べましょう。

⑤参考文献リスト

調べたときに使ったり、文章中で引用したりした資料について書きます。

本だけでなく、インターネットを使った場合にもすべて書くようにしましょう。

また、インターネットを使った際には、そのページを参考にしたのはいつなのか、日付も記しておきましょう。

まとめ

みなさんが使っている地理の教科書にも、調べ学習のまとめ方について書かれているページが必ずあるはずです。

そちらもぜひ参考にしてみましょう。

本日は、地理のレポートの書き方について説明してきました。

必ずしも難しいテーマを設定する必要はありません。

自分が興味を持ったこと、身近なことについて調べてまとめてみてください。

・この記事を書いた人

まりこ先生
筑波大学卒業。
中学校社会科教員免許・高校地理・歴史教員免許を取得しています。

社会科教諭の経験、また塾講師の経験もあります。

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